ストーカーLevel5 (10/12)
「…………」
「……………」
……ああ、どうしよう!
言ってしまった。
つい、こんなことを口走ってしまった。
私、普段はこんなこと言うような人じゃないのに。
ああ、ほんとに、
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしry
無限ループが私の中で悶々と繰り返され、私は激しい自己嫌悪と闘っていた。
人間という生き物は恐ろしい。
よくもこんなことを勢いで言ってしまえるものだ。
「…美月たん、どうしよう」
「…な、何が」
てゆーか私のほうがどうしよう。
逃げて帰りたい。
「今、すごく襲いたい」
君という存在が1番恐ろしかった。