ストーカーLevel13 (9/18)

ガチャリと開いた沖谷の部屋。


沖谷「………」


美月「………」


沖谷は私の手を引いてリビングへと向かう。


沖谷「……………」


美月「……………」


いつもなにかブツブツと変態発言をする沖谷が無言なのが逆に恐い。


美月「お、沖…………わっ!」


視界がぐらりと揺れて、


美月「……………!」


私はなぜか沖谷の膝の上にいる。


2人分の重みを受けた革製のソファーが少し軋んで音を鳴らす。



美月「沖…谷…?」


沖谷「ずっと、ずっとこうしたいって思ってた」


沖谷に羽交い締めをされるように背後から抱き着かれている私は、身動きも取れず固まることしかできない。



沖谷「いつも我慢してたのに」


沖谷「それなのに、美月たんにああやって拒絶されちゃうと、美月たんがもっと欲しくなる」