ストーカーLevel2 (2/8)
「天気がいいし授業さぼろうかなって考えてるときにリンチ的な現場に遭遇したんだよね。俺、興奮しちゃってwこっそり隠れて観察してたww」
「ちょっと待って。そこは隠れてないで出ていくべきだよねそうだよね」
なんとなく覚えてる。前にそんなことがあったな。
「俺もそれは考えたんだけどさ。俺って男に踏まれるより女の子に踏まれるほうが好きじゃん?だから今回は見てるだけにしようと思って」
しらんがな(;゚;ё;゚;)
「一緒にリンチされろなんて誰が言った。止めろよ、そこは」
「妬いてくれてるの嬉しいハァハァハァハァ」
「ネガティブを知れ」
こいつのポジティブさが逆にうらやましい。
「…そうしたら、美月たんがそこを通り掛かったときに言ったんだ。『そんな汚らわしいもの私に見せんな』って!
俺の鳥肌の立ち様といったら…!ハァハァハァハァハァハァ
そのまま男たちをまるでオモチャのようにいたぶって弄んで…」
「いや、一発殴っただけです」
結構脚色されてるんだけど。
「俺もやってほしかったハァハァハァハァ」
「…………」
「男たちがのびたら、そのあとリンチされてた男に大丈夫?って。
そんなの…そんなの…アメとムチじゃないかあ!」
あれ?意味だいぶ違くね?
「俺、そのとき思ったんだよね。この子は俺を満たしてくれるって。心も体も」
「なわけないだろ」
いきなり寄ってこようとするので、思いっきり足を踏み付けた。
「いっ…アアン…ッ!」
「変な声をだすな変態」
「ヤアッンもっと罵ってその目で俺を犯してぇハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」
お願いします。だれかこいつを止めてくれ。