ストーカーLevel2 (1/8)

「ところで、ひとつ気になるんだけど聞いてもいい?」


「美月たんのためならひとつと言わずあんなことや「こんなことまでね、はいはい」

「ひどい」


「私のこといつから知ってたの」

とりあえず落ち込む姿をスルーして聞いた。


「高校入ってすぐくらいんときかな」


ふっと顔を上げて、んー、と考える仕草をしてから答える。


やばい今のちょっと可愛い。


「あのときの美月たん最高だったなぁハァハァ」


「…私何したわけ」


「忘れたの?」


そう言いながら、沖谷唯はそのときの話をしてくれた。