ストーカーLevel1 (14/14)
「彼女になってくれないなら美月たんの△△△を●●●して◇◇◇を×××してもらうけど?」
ほとんどモザイクかかってるんだけど。
「……」
私が答えないでいると、沖谷唯は急にしゅんとした。
「そうだよね。こんなやつなんて、君には重いよね。こんなに君のことがすきなのに…君には伝わることもないのか。」
…う゛ッ。
しゅんとした言葉と小動物のようなうるうるした瞳が私の良心と母性をくすぐる。
「あの…付き合っても…いいかなーなんて「わあ、ほんと!?」
「いや~、えっと、」
どうせすぐ飽きるのだろう。
すると、沖谷唯はニッコリと笑って言った。
「じゃあ俺を思いっきり踏みつけてください」
お前、謀ったな…?
この時、私は悟った。
沖谷唯は計算高いのだと。
美月「あ、やっぱり今の」
沖谷「なしになんてならないよ」
美月「はぁ…」
飽きられるのを待つしかない。