金 麗 (17/62)




私は日々取り残されている気がしていた。


復讐をしなければ幸せだったかもしれないとまで考えていた。


でもいつもたまちゃんが支えてくれた。

「あんたは悔しいんでしょ?!

悔しいならあんな奴に負けんなよ!!」


時にはこんな風に叱ってくれた。

その度に喝が入れられ、何事も前向きに考えられた。