金 麗 (3/62)




私達の頭脳だと、K学院は余裕だった。

勿論、橋本も余裕。

合格通知をもらった後、私たちは復讐の作戦を立てることにした。



私は、「大切なものを失わせたい
というのをモットーに作戦を立てた。


辛かったが、橋本を裏切るためには

翔と橋本をくっつけることしか出来なかったのだ。


何回も悩んだ。何回も泣いた。

翔だって何回も反対した。

でも、お互いが橋本のために妥協をせねばならなかった。