橋本 桐香 (16/22)
「帰ったら麗が首を吊ってて…
救急車呼んだ時にはもう遅かったの
麗には翔くんもいたし友達にも恵まれてたから辛いことなんて無いと思ってた私がいけないのっ………ぁあ麗!!!!」
金のお母さんは涙を抑えきれず家に入っていった。
私のせいだ
私のせいだ
私のせいだ
ワタシノセイダ。
私は一目散に翔に電話をかけた。
「もしもし~?桐香か?どした~?」
ポテトチップスでも食べているのか、くちゃくちゃとした音と呑気な声
苛立ちが隠せない。
「金が…………自殺した」
「……………………は?」
翔の声は一気に暗くなった。
「な、ななんで…」
「絶対わたし達のせいでしょ
ねえどうすればいいの
どうしようもないもう遅い
あああああああああ」
私は電話を切った。
そして、わんわんと大声で泣いた。
泣いて許されるものではないし金が帰ってくるわけがないのに泣くしか今は出来なかった。