橋本 桐香 (1/22)




《橋本桐香side》
謝らなきゃ。

私は翔を見捨てて家を出る。



金の家。

中学の時、嫌がらせでよくこのポストに脅迫文書とか入れたな……と

ぼんやりと立っていると、

上から「何の用」という冷酷な声が聞こえた。

「………橋本です。
金、話したいことがある」

「私はない」

「ううん 話したい」

「………そこにいて」


金は珍しく素直だった。

20秒ほどで金は外に出てきた。

「……なに」