0016 葛飾 アンジュ 蝶 編 (12/79)
「怖がらないで あたしも初めてだから」
キモデブはそう言いながら、ジュリアのスカートの下に手を入れる。ベタベタして、やたら暖かい手のひらがジュリアの太ももに触れてきた。
キモい。キモいキモいキモい。
「男の子って汚らわしいよね 女の子同士って美しいよね」
キモデブはそう言いながら、更にジュリアのパンツ越しを撫でる。いや、おかしいでしょ。
「無理!止めて!」
必死で抵抗するけど、身体全体を押さえられている上に、酔った時みたいに気分が悪くて力が出ない。
その間もキモデブは優しくジュリアのお腹や腰を触ってきた。
「すごい 腰も細くてお尻もスベスベで 気持ちいい」
キモデブはジュリアに触った手を自分の不細工な鼻に近付けて、匂いを嗅いだ。
「いー匂い」
やだ。おかしい。こいつおかしい。
助けて。誰か。無理。こいつ無理。