0016 葛飾 ジュリア 蛹 編 (90/91)
職員室に行き、担任にクラスまで案内される事になって、学校の廊下を歩いて。
朝からハシャぐ男の子の姿が見えたり、挨拶をする女の子達の声が聞こえる。
何気ない学校の風景だけど、小さな1つ1つがジュリアにとってすごく新鮮で爽やかに感じた。
20歳のジュリアも大して変わらないと思っていたけど、高校生のみんなって高校生って感じなの。
男の子はみんな、なんか幼く感じる少年って感じだし、女の子もすっぴんで髪の毛も束ねているだけだったりしててさ。
夜の仕事を始めて通算2年位になるけど、高校生ってなんか別の生き物みたい。
よく分からないけど、ジュリアもやっぱ年をとっているんだって強く感じた。ていうかジュリア浮いてね?
ガラララ
「はーい 着席ー」
教室に入りながら、先生が生徒にそう言うと、みんなシーンとする。
ああ、懐かしいって言うより、ドラマでよく見る!って感じ。
予め、先生とは朝のHRで挨拶をする話はしていた。ジュリアの場合、やり直しの編入だけど気分も雰囲気も転校生って感じ。
クラスの机はほぼ埋まってて、みんなジュリアに対して初めて見る珍しいものみたいな好奇な目線を送っている。