0016 葛飾 ジュリア 蛹 編 (62/91)
「会長 ゲームしません?」
みんなのテンションが落ち着いた頃に、練馬会長の耳元でついに本題を切り出した。
「ゲーム?いいよ」
いよいよ、練馬会長を奴隷にする。
ジュリアの提案に、会長は周りの人間を見回しだした。他の人間も誘う気だ。
「ジュリアと2人だけで」
そう付け加えると、会長はジュリアだけを見た。
「ああ そう」
同時に、ジュリアはポーチからSCMを取り出す。
「これ 知ってます?」
会長の目の前に掲げたSCM。知る訳ないよね。
会長にとっては見た事の無い、歯の矯正器に似た半月の器具だよね。
「知ってるよ」
「へっ? は?」
知ったか?知ったかに決まってるよね。