0016 葛飾 ジュリア 蛹 編 (51/91)

「しかも勝たなきゃいけない上に 勝負の申し込みをしたら内容はあっちが決めるんでしょ」


「そうだよ」


なんか頭が混乱するし、急激な面倒臭さを感じてきた。


それに、ジュリアのこんな写メを見て来る変な人たちなら、ぜひ会いたくないんですけど。


「負けたら奴隷になっちゃうんでしょ?」


現にジュリアも今奴隷だし。


「うん」


やっぱ色んな意味でネガティブになってきた。しかも怖いし。


「うまくいくかなあ」


はあ。ってため息吐きたい気分だよ。



「僕だよ?」



「え?」


リュウオウ君は真っ直ぐにジュリアを見ていた。


イスに座ったジュリアより、立ったままのリュウオウ君の方が目線は少し上ぐらい。