0016 葛飾 ジュリア 蛹 編 (39/91)

ピロリンッ



間抜けなシャッター音の数十分後には、ジュリアの画像がネットのブログにアップされていた。


ジュリアの笑顔が引きつっていたらしく、写メは何回も撮り直した。最終的にはなんか慣れてきちゃって、乳首に針付けたまま満面の笑みだったんですけど。


命令に逆らえないとはいえ、慣れや諦めを感じていく自分が怖いと思う。


パソコンに向かってカチカチとキーボードを鳴らすリュウオウ君。ディスプレイにはリュウオウ君のブログサイトと、ジュリアの写真があった。


詳しい文面は見ていないけど、画面には大きく『メス奴隷の調教』と書かれていた。うわあ、これってジュリアのことだよね。


「他にも奴隷がいるの?」


「いや 今はお前だけ」


ジュリアだけ。他にこの体験を共有する人はいないんだ。なんか急にまた怖くなってきた。


あんな写メまで貼られちゃったし、恥ずかしい上にお客さんや知り合いに見られたらどうしよう、もうお嫁に行けないよ。


とは考えたけど、ジュリアって多分こういう恥ずかしさに関しては鈍感な方だと思う。