0016 葛飾 ジュリア 蛹 編 (18/91)

後から思い出しても、夢の中みたいなどうでもいい記憶と、断片的な感情しか覚えていない。


スエットの上下を脱いで、ブラジャーのホックを外す事に一瞬躊躇う。


「それも」


あ、やっぱり?


ていうかリュウオウ君近!


彼はジュリアのおっぱいの目の前で、むしろ相当苦しそうにジュリアの体を見ていた。これって、興奮してるの?


リュウオウ君は何がしたいの?女の子の体に興味持つのも早すぎない?男の子ってみんなこんなもんなの?


ていうかジュリアなにやってんだろ。お母さんにバレたら家追い出されちゃうのかな。


頭の中でいっぱいの疑問や後ろめたさを感じながら、ジュリアがブラのホックを外した瞬間。


ガチャ


「ただいまー」


リュウオウ君のお母さんの声。帰ってきたんだ!


「着て!」


リュウオウ君の言葉と同時に、ジュリアは慌てて服を着た。


結局おばさんにはバレなかったけど、ジュリアには自分の行動が訳分からなかった。