0016 葛飾 ジュリア 蛹 編 (16/91)
一緒に行って欲しい場所?
やだ。もしかしてデートのお誘い?そうだよね、こんな生活していたら遊園地とか行きたいよね。
ジュリアはリュウオウ君と遊園地に行くのを想像した。
ジュリアからお母さんに話して、お弁当作って。セイヤと旅行に行ってからしばらくお店休んでるから、お金はあんまり無いけど、子供と遊園地に行くくらいなら余裕だし。ジュリアこれでもキャバクラでは人気あるんだよ。
「分かった いいよ」
「じゃあ僕に勝負を申し込んで」
勝負を申し込む?
「えっと ジュリアと勝負してください」
違和感はあったけど、ジュリアはリュウオウ君の言うとおりにした。
「うん 勝負はこのパズルゲーム 僕が勝ったらジュリアが僕の言うことを聞く」
『 カチッ 』
同時にゲーム画面のボタンを押すと、口の中の器具からも音がした。
「鳴った へえ」
今のでオンになったんだ。
「最近のゲームってすごいねえ」
そう言ってもリュウオウ君は真剣な様子でゲームを操作し、勝負はすぐに始まった。
ジュリア、このパズルゲーム自信あるんだよね。