0004 目黒 マサカズ (16/29)

「これからウチをレイプした 他の奴らん所に行くから」


ルシエは立ち上がり、俺に向かって言った。


「超大変だったんだよ?車のナンバーから違法サイトで住所とか調べてさあ 1万4000円もかかったし」


あー、ルシエの重みが無くなっただけでだいぶ楽だ。俺は上半身を起こす。


「けど なんとか1人分かった」


話がよく分からない。


「何ボケっとしてんの?あんたはこれから 車を出して あたしとここに行くんだよ」


ルシエは、カバンから出した紙を俺に渡してきた。


紙には住所と名前が書いてある。住所の市は、ここから車で40分くらいの場所だ。


「つうかテメー!これあたしのバックじゃねえか!」


俺が紙に書かれた住所を見ていると、ルシエは突然そう叫んだ。


俺はビクッと震える。


部屋の隅に置いていた、以前持って帰ったルシエのバックをルシエが見つけたんだ。


ルシエはサイフの中を見ていた。


「8000円くらいあったのに!後で返してもらうから!」


その後、何回も蹴られた。