0014 大田 ユウガ (59/60)
エイアは僕の目を見て口を開く。
「アヤくんを助けて 他の人も解放したら止めるよ SCM」
「分かった」
エイア。
キレイで正しくて、強くて眩しくて。
本当にいい女なんだ。
僕は君の事が大好きだ。
「そ の ま え に」
エイアは意味深な言葉を続けてきた。
何だ?
「出て」
ガチャ
彼女はそう言いながら、車のドアを開けた。
僕も彼女の言葉に従い、車のドアを開ける。
僕もエイアもズシオウマルも、車から降りた。
彼女は僕に向き合うと、ズシオウマルの隣で僕に言う。
「あたしとズシに土下座して謝って」
「え?」
「奴隷にしたり アヤくんを人質にして脅迫して ごめんなさいって」
驚きつつも納得した。
エイアはつくづくエイアだ。
「ちなみにアヤくんを無事に助けたら アヤくんにも謝ってもらうから」
僕は諦めたように笑いながら、両膝を地面に着き、頭を下げた。
「ズシオウマル エイア」
両者を交互に見る。
そして地面に平手を着いた。
「ごめんなさい」
僕は深々と頭を下げ、オデコを地面に着けた。