0014 大田 ユウガ (47/60)
僕を拉致した時、あの女は注射器ではなく、座薬で薬を投与しようとした。
その時、僕が女もののパンツを履いている事を知り、あんな勝負にしやがった。
ずっと目隠しを外さなかったのも、布に付けられた香水も、僕が自分の家にいると気付かせない為だったんだ。
「来るな母さん!」
女物のパンツを履いてM字開脚をしたこんな姿。
母ちゃんになんか見られたら。
「え?なに?」
ガチャ
「あ」 「え?」
『 カチッ カチカチ 』
母親はドアの隙間で僕を見て、目を丸くし、呆然と立っていた。
「どうしたの ユウ」
口の中のSCMが鳴っちまった。
「があ は くそ!」
その後、拘束は解いてもらえたが、母親は事件性を気にして何度も警察に行こうとか、友達関係を心配してきた。
僕はひたすら、酒に酔って友達と悪ふざけをしていたと貫いた。
すぐにパソコンでGPSを確認したが、やはり僕は奴隷の黄色になっていた。
多分、僕が母親に恥ずかしい所を見られ、勝負に負けた時。
30M以内に目黒がいたんだ。