0014 大田 ユウガ (35/60)

金の管理について、僕は信用されていた。


最初はSCM勝負の交渉の為に、300万円を借りるだけのつもりだった。


だが、シンノスケは突然 金を返せと言ってきた。


あいつ自身も、金に目が眩み、危機感を感じていたんだ。きっと。


シンノスケはSCMにハマり始めた僕を、快く思っていないと感じた。


さらにシンノスケからしてみれば、自身と僕の2人で苦労して稼いだ金の管理に、ポンと出た女も関わる事が気に入らなかったんだ。


けど僕はエイアにこだわった。


ちなみにエイアにもシンノスケにも、互いの話は詳しくしていない。


「シンノスケの前から消えた僕は SCMの勝負を始めた」


そう。エイアと共にセイヤとアヤカを奴隷にしたり、ズシオウマルを奴隷にし、エイアを服従させたり。


「シンノスケの話は?」


ああ。自分の話をする所だった。


それにしても台東は本当にシンノスケの事を知りたがっているんだね。