0012 墨田 ズシオウマル (65/71)
「もう飲むな!あんたも!」
エイアは大きな瞳をさらに見開き、唇からは白い歯をむき出して見せていた。
エイアがキレた。
こんなエイアを見るのは初めてだ。
「勝負が始まったら 24時間以内に決着を着けなければいけない」
ユウガは自分の頬を触りながら続ける。
「24時間を過ぎると互いにペナルティが起きる」
さっきも言っていたが、ペナルティとは何だ?
「終わりでいい!」
ユウガの説明に、エイアが叫んだ。
「勝負をしているのはアヤカとズシオウマルだ 君が決めるな」
「いーや!あたしが決める!」
ガシャン カラン カラン
エイアは机の上の皿やフォークを、全てぶちまけた。
「ズシの敗けでいい!」
なにを言うんだエイア。
ユウガですら、少し口を開けて驚いた顔をしている。
「あたしも保険だろうが何だってやる!SCMの戦いも反対しないし協力する!文句無いでしょ!?」