0011 中央 アタル (9/142)
だが2ヵ月ぶりに会った彼女は痩せて、雰囲気も変わっていた。
メイクはしっかりしていたが、エクステはバサバサで肩にかけたストールもほつれていた。
なんというか、輝きが無くなったとか、みすぼらしくなったという表現が的確かな。
借金でもしたのかと思った。
久しぶりに会ったキャバクラの店内で、彼女は俺にSCMの話をしだしたんだ。
その時は負けたら電流が走るとか、歯の裏に着ける体感ゲームだと言われた。
迂闊(うかつ)だった。
SCMを着けた俺とジュリアは、キャバクラの店内で、勝負を始めた。
今思えばバカバカしいが、その時した勝負の内容は
ジュリアのパンツの色を当てるゲーム。
あいつがゲームをしようと言ってきたので、俺がスケベ心全開で提案したゲームだ。
いや、まあ酔ってたのもあるんだ。
その時は、答え合わせの際にその場でジュリアのパンツが見れるという、負けても得する自分の名案に興奮してシビれたよ。
だが、ジュリアが何も履いていないノーパンだった事には、もっとシビれた。
黒と答えた俺は負けた。
けど、いいもんは見れた。