0011 中央 アタル (10/142)
キャバクラで顔見知りのキャバ嬢とテーブルゲームをしただけで、俺は奴隷になっちまったって訳だ。
今思えば本当に自分のスケベバカさ加減には恥ずかしさすら覚えるが、今さら悔やんでも遅い。
それに誰もが、まさかあんな小さな機械で本当に人が奴隷になるなんて、予想できないだろう。
SCMが実は奴隷が作れる機械とジュリアから聞いた時は、ジュリアの様子も手伝い、宗教や薬物の類の話かとは思った。
まさか自分が他人の奴隷になったなんて信じられなかったが、仮の主人であるジュリアの命令に逆らえないことが真実だった。
ちなみに後から聞いた話で、俺はジュリアの客の中で1番金回りが良かった(ように見えた)そうだ。
リュウオウはジュリアから俺の話を聞いて、俺の経済力を狙って奴隷にしたかった。
やがて、俺はジュリアの主人であるリュウオウと直々に会い、正式にリュウオウの奴隷となった。
リュウオウの正体にはジュリアがノーパンだった以上にシビれたが、その後に出された命令の方が、さらに衝撃的だったのを覚えている。
リュウオウから出た初めての命令は『RPGゲームのレベルを上げておけ』という恐ろしく下らないものだった。