0010 文京 ゼンイチ (74/90)

「俺の言葉を繰り返せ 勝負は殴り合いだ ほら」


「勝負は なぐりあ い」


女が淡々とそう言った瞬間。


『 カチッ 』


SCMが鳴った。勝負の始まりの合図だ。


ゴツ


俺はもう1度、女の顔を殴った。


「カチって鳴った 始まったぞ」


ゴツ


「ひゃめろおお!」


さらに女を殴ると、オカマが変な声で叫んだ。


だが、首を踏んでたら動けねえべ。


俺は一瞬だけオカマを見た後、足への力を増した。


「負けを認めろ」


俺も女を痛めつける趣味は無いが、病み付きになりそうだ。


ゴツ


女の顔の左は赤く腫れ上がり、口と鼻からはドクドクと泡が混じった血が出ている。



「あ」



「あたしのま けれす」



泣き声で震える声と同時に、俺のSCMが『 カチッ 』と鳴った。


勃起をするほどの興奮の中、俺の頭は妙にクールだった。


こいつらが今、完璧に俺の物になった。


俺は4人も奴隷を手に入れたんだ!


祭の野獣みたいな興奮と、学者みたいな冷静さを感じながら、俺は思い切り女にキスをした。