0010 文京 ゼンイチ (70/90)
やっと現れやがった!
目黒が指差した方向の住宅街を、俺は走る。
やっぱ勝負中だったんだ!そんな気がしたんだよ!
緑○2つが赤○と黄色○になったってことは、決着が着いた訳だ!
赤○の方を奴隷にすれば、一気に2人の奴隷が手に入る!
男か女か?両方女だったらいいな!
俺がそんなことを考えながら、ダッシュで走っていると。
『 キュイ──ン 』
ついに俺のSCMが鳴った。
「はは!」
これこれ!これが鳴ったら奴隷が手に入るんだ!
住宅街をさらに走っていると、道の横に公園らしき景色が見えてきた。
するとまたSCMが『 キュイ──ン 』と鳴る。
間違いねえ!この公園にいる!
俺は肩で息をしながら、公園の前に立つ。
すると公園の中央に、2人分の人影が見えた。
頼りない電灯で照らされた、薄暗い公園に2人の女がいる。
女!女だ!2人とも女だ!
水飲み場には、2人の女がしゃがんでいた。