0010 文京 ゼンイチ (12/90)

起きた時間は昼前後。


俺は早速、昨日ロッカーに預けた荷物を取り出し、ゲームショップに売りに行った。


その店はゲームソフトの買い取り以外にも、金(きん)や携帯のロムも買い取ってくれる。


俺の戦利品の買い取り額はおよそ15万になった。


数の割には思ったよりも少なかったが、まあ上出来だ。当面の生活には困らない。


漫喫を出る直前に携帯のGPSを確認した時、すでにあの奴隷反応の○は近くに無かった。


だがそれとは別に、赤○の反応を見つけた。


赤○っていやあ、主人の反応だ。主人ってことは、すでに奴隷を所有してんだろ。


こいつを叩けば、少なくとも2人以上の奴隷が手に入るんだ。


ゲーム屋を出た時に携帯を開いてGPSを確認してみると、赤○はあれから移動していない。


金も手に入れたし、今日はとことん反応を追いかけてやる。


俺は早速タクシーで赤○の反応付近まで向かった。


1メーターギリギリで着いたそこは、昨日の黄色反応とは隣町にあたる住宅街だった。


だがタクシーから降りて、改めてGPSを見てみると赤○の反応が無くなっていた。


「んだよくそ!」