0008 足立 シヲリ (50/55)
コンビニから歩いてすぐに、レイバンのアパートに着いた。
7畳くらいのアパートで、4人ではかなり狭いけど、家具が少ないお陰でなんとかくつろげる。
部屋の中心に酒とお菓子を広げ、居酒屋の続きを話していた。
お酒は缶や瓶だったけど、レイバンはわざわざ台所から紙コップを出してくれた。
「本当 何から何まですみません」
あたしがヨロヨロと頭を下げると、レイバンは笑いながら
「つうか王様ゲームしようよ」
おお、会話を吹き飛ばすほどしたいのか。
あたしは紙コップに唇を着けながら、王様ゲームと聞いて、ピーンと思いついた。
王様ゲームより、お金くれたら金額に応じて服脱いだげるのもおもしろいな。
次にあたし、結構酔ってんなって思った。
このままじゃ、まずいとは思ってたけど、あたしは紙コップのお酒をまた一口飲む。
「おうさまげーむよらさあ」
あれ?うまく喋れない。
「足立さん大丈夫?」
レイバンの声が聞こえるけど、視界は冴えてるようで狭い。
「だい じょばん」
気持ち悪いけど、気持ちいいような。