0008 足立 シヲリ (43/55)

「へえ 中学生みたいな質問だけどさ 足立さんって今まで何人くらい付き合ってたの?」


オデがあたしの会話を拾って聞く。


本当に中学生みたいな質問だな。


「4人くらいじゃん?」


「へえ 意外に少ないんだ」


意外ってなんだよ。


「中野ちゃんは?」


「あたし 2人くらい」


あ、意外に少ない。


「うほ!ってことは処女!?」


レイバンが興奮気味に食いついた。


「んな訳ねえべ てか中野ちゃんっていくつなの?」


レイバンにツッコミを入れつつ、オデが中野ちゃんに歳を聞いた。


そう言えば聞いてなかった。


「にじゅ さ 」


中野ちゃんは顔を下に向けて、小声で答えた。


「え?」


聞き返すあたし達に、中野ちゃんはさっきよりもハッキリとした声で言う。



「23歳」



「うそ!年上だったの!?」



誰よりも先に、あたしが叫んで立ち上がった。



「ええ!? 2人って友達じゃなかったの!?」



続いてレイバンが叫んで立ち上がった。



「えっと!どうしよう!」



オデもなんとなく叫んで立ち上がった。



中野ちゃんは笑っていた。



中野
・ビール×2
・カシスオレンジ×1

足立
・ビール×3
・梅酒ロック×1
・カットグレープ×1