0007 新宿 セイヤ (33/36)
さすがエイアだ。SCMを付けていないからこその、答えだろう。
アヤカはエイアの答えに、ふてくされた顔をした。
アヤカは相変わらず、エイアの事が気に入らないようだ。
「あ」
アヤカとエイアのやりとりで、ユウガは何かに気付いた。
そしてすぐに、マウスを操作しキーボードを叩き始め、さっきまで見ていたブログとは違うサイトに飛んだ。
新たに開いたサイトはSCM所有者のサイト。SCMを付けている者の位置が分かるサイトだ。
ユウガは俺の家周辺が分かる場所まで、地図をズームさせた。
「あ ○が2個しかない」
アヤカの言う通り、この場でSCMを付けているのは、ユウガとアヤカだけだ。
「多分 セイヤはSCMを外している」
そう!そうだ!ユウガ!
俺は目の力を緩め、可能な限り広げた。
しかし次に、終始俺の目を見て話しているユウガに気付く。
そうか。ユウガは俺の目の反応を見て、憶測を確定させる話をしていたのか。
そう気付いた瞬間、俺は目を強く閉じた。
ジュリアとリュウオウにとって、マイナスになることは出来ないんだ。