0007 新宿 セイヤ (31/36)
「いや 過去の日記に ジュリアの写真が新たに貼られている」
俺も一瞬アヤカの答えにそう思ったが、アヤカの答えをユウガが否定した。
「今までのブログは想像で 最近ジュリアを手に入れてブログの内容を実行していったんじゃない?」
あ。
「それだ」
エイアの推理に、ユウガが声を上げた。
「俺たちが読んでいたのは単なる文章だ 真実の必要は無い」
ユウガはエイアを見ながら続ける。
「以前のブログは想像で 最近手に入れた奴隷を使って実験を実行しだしたのか」
奴隷じゃない。ジュリアなんだ。
「けど想像であれだけ だとすると」
ユウガは突然独りごとを言い出した。
普段はハキハキした青年だが、考え出すとこうなるようだ。
「第2段階の作用に SCMの分析 奴隷も手に入れていない想像だけで」
ユウガはディスプレイのブログに、視線を移しながら続ける。
「これだけのブログをアップしていたのなら ジュリアの主人はとんでもない奴だ」
そう。リュウオウはとんでもないんだ。