0007 新宿 セイヤ (12/36)

ユウガには万が一、ユウガといない時に他のSCM所有者に会っても、絶対に勝負を受けるなと念を押された。


まあ、俺もアヤカも、今回の勝負でこりた。頼まれても勝負なんてしたくない。


ユウガに頼まれたら、せざるを得ないけど。


こうして、その日は解散した。


アヤカには、まだ契約が残っている前の家に帰ってもらった。


何か言いたそうだったが、俺はすでにアヤカの奴隷ではない。


こうなれば、家には絶対に入れる気はなかった。


その日、仕事が終わって家に帰ったら、すぐにアヤカの荷物をまとめて、捨ててやったよ。


次の日の夜。


俺はたまたま仕事が休みだった。


ユウガの家付近の居酒屋に、ユウガとエイア、そしてアヤカと俺の4人が集まった。


初めは、改めて自己紹介などをしたり、軽い雑談をして堅苦しい雰囲気だったが、酒が入り始めたユウガが昨日の話の続きをしだした。


「んー まず SCMを外すのは待って欲しい」


「なんで?」


俺や、アヤカよりも先にエイアがユウガに噛みつく。


「いや むしろそんなに外させたいの?」


エイアが俺やアヤカのことを代弁してくれるのはありがたいが、確かにムキになってユウガに噛みつくエイアの気持ちも気になる。