0006 豊島 アヤカ (39/64)

「勝負の内容は こちらが決めていいんですよね?」


すべてを聞き終えた後、セイヤは口を開いた。


「ああ その代わり この場でできるゲームみたいなのを希望する」


ゲーム?今後の人生を決めるような勝負をゲームで決めるの?


あたしは妙な違和感を感じていたが、考えてみたらあたしとセイヤなんてジャンケンで奴隷と主人になったんだった。


考えてみれば、とんでもなくバカバカしい話だ。


けど、次に思うのが、とんでもなくバカバカしいゲームですら笑えない事態にするのがSCM。誰よりもセイヤが知ってるはず。


セイヤはユウガに話しかける。


「じゃあ2人で相談する時間を頂けますか?」


あ、相談する時間は欲しい。


ユウガは携帯の時計を見ながら


「じゃあ今から30分 どうぞ」


ユウガのその言葉を聞くと、セイヤは微笑んだ。


他のホストを呼び、ユウガとエイアを接客するように言ったが、ユウガはそれを断った。


スパイにでもなると思ったのかな?