0006 豊島 アヤカ (37/64)


「けど 奴隷に危なっかしいチャンスを与える主人なんていない」



ユウガは一口、いつの間にかセイヤが作った水割りを飲んで、続ける。



「今回の勝負は 団体戦と言うより チーム戦にしたいんです」



チーム戦?



「チームとはもちろん 僕とエイア そして セイヤさんとアヤカさん」



「そして勝負は 今 この場 で できること なら何でもいい」



ユウガはあたし達に体を押し出した体勢を変え、リラックスしたような体勢になった。



「以上が提案と条件で 勝負の内容はあなた達が決めていい」



話し終えた様子のユウガに、あたしとセイヤは顔を合わせた。



えっと、チーム戦で4人で、今この場でできる勝負が条件でしょ。



どうしよう。この空気。



なんか、もうすでに勝負をするような空気。むしろ勝負が始まってる緊張感さえ感じる。



セイヤも同様の感覚だろう。



するとユウガがまた話し始めた。


「あ さらに僕たちのスペックも教えます」


スペック?