J000 世田谷 ツバキ (68/135)

「それに、僕は負けるつもりは1ミクロンもない」


「ほっほう、言いよる。若い子は頭が回るねえ」


練馬ヨシムネを睨みつけ、リュウオウがイスに座った。


「決まりだ」


第二回戦、トリプル無理問答。


僕の派閥からは、台東フジコ。


荒川エイアの派閥からは、渋谷サチ。


江戸川リュウオウ派閥は、リュウオウ自身。


大田ユウガは腕を組み、中心の3人に言った。


「ルールは理解したね。順番は今、座っている場所で、渋谷サチから、時計周りでいく」


渋谷サチ→台東フジコ→江戸川リュウオウ。


「第二回戦、無理問答だ。はじめっ!」


大田ユウガはライターの砥石を鳴らすと、ロウソクに火を灯した。


渋谷サチが、目線だけを台東フジコに向けた。


「シンノスケのこと、知りたいやろ?」