0021 千代田 マリヤ (45/85)

「息子さん……2人いましたよね?」


「おん おったおった 元気なのと大人しいのが」


老人は関係無い地域のゴミ分別の話をしそうだったけど、老人の与太話に付き合うつもりは無い。


「あの 1人は施設に送られたそうなんですけど もう1人の子がどうなったかご存知無いですか?」


「なん あんた知らんの?」


知らねえから聞いてんだよジジイ。切るぞ。


「もう1人の息子さんは──」


「え?」


その老人は信じられない事を教えてくれた。


手がかりは無いどころか新しく判明した事があったの。


そのジジイは更にゴミの分別の話をしようとしけど、もう得るものは無いと判断してその場はすぐに帰った。


そして次の日の休み、ぼくは改めて図書館に行って、調べるに調べた。


以前行った図書館とは違う、また別の図書館にまで行った。


途中、ゲッコウから着信があったけどシカトして、シンノスケの行く末を改めて探した。


17年前の火事の、更にその先。