0021 千代田 マリヤ (28/85)
ぼくの話を、やっと聞いてくれた様子。
けれど一緒にいればいるほど、彼の中のキヨ先輩を感じる。
人の話をあまり聞かない、猪突猛進なところとか、手の甲で耳たぶをさする癖とか。
「17年前 何があったの?どうしてゼロくんの身体にあなたがいるの?」
「…ゼロは自分を18歳だと思っている」
先輩は視線を下へ向け、自分の身体を見ながら、そう言った。
シャツとジーンズにサンダル。普通の格好。
だけど本来の身体のラインが浮き出てて露骨にセクシー。
18歳と言えば見えなくは無いけれど。
だと思っている?
「けど実際は21歳だ」
「え ね?え?」
意味が分からない。
「ゼロはこの3年間を繰り返してるんだよ 1年ごとに」