0020 板橋 ゲッコウ (72/82)

とにかくJKを追わないと。恐らくもう学校を出たはずだ!


靴を履き替え、正門へ向かうと、あっさりとJKを見つけた。


慌てて獅子の銅像の陰に隠れる。


JKとは別に、何人かいるな。


ツバキ、それにあのフジコも一緒だ。


そしてもう1人、うちの学校の制服を着た小柄な女の子。


臭う、臭うぞ。事件の臭いだ!


だが、あいつらは全員、仲間なのか?


我が見聞きした事とマリア様の話では違うはずだが…。


さっきの保健室で何か起きたのか?


我は拳を握り、正門から出た所で道沿いの塀を静かに殴る。


くそっ!マリア様の言っていた意味がやっと分かった!


状況は刻一刻と変化している。


JKを監視しろ。


恐らく、その意味は「変わっていく状況を確認し、把握しろ」という意味だったのだ!


そうに違いあるまい!