0020 板橋 ゲッコウ (66/82)

見つけた。見つけたが、我は何をすればいいのだ?


付きっ切りで監視する訳にはいかない。授業がある。JKと我は違うクラスだ。


我はともかく、あの女が授業を受ける中、他のクラスに入る訳にもいかない。


とりあえずマリア様に報告だ。


ラーメンを食いながら、我は卓の下でメールを打つ。


JKを見つけました、と。


その間もJKはうどんを食べている。


1人で…。


貴様も、1人か…。


もうじき食い終わる、自分のラーメンを見る。


数奇な縁で監視する事になったが…。


あの女は確か20歳らしいな。


違う今があったら、共に飯を食う仲間にでもなったかな。


直後、我の太ももが震える。メール、メールだ。


こっそりと画面を開くと、それはマリア様からの指令だった。


『リュウオウ派閥が動く、JKを監視し続けて』


何ぃ!?


了解しました!マリア様!