0018 北 ミナミ (13/67)
マンションに戻ると、ジュリアは起きていた。
けど、ジュリアの周りの床が黒く見えた。
「何これ」
よく見るとそれらは文字。
『リュウオウ様助けてリュウオウ様助けてりゅうおーさまタスケテリュウオウ様助けてリュウオウ様助けてリュウオウ様助けて世リュウオウ様助けてリュウオウ様じゅりあはここにいるよ龍桜様助けてこロサれるりゅおうさまたすけてリュウオウ様助けてりュおうサまたスけてリュウオウ様さなぎ助けてリュウオウ様助けてリュウオウ様ちょうちょ助けてリュウオウ様助けてリュウオウ様助けリュウオウ様助けてリュウオウ様助けてリュウオウ様助けて』
マジキメえって思ったし。
部屋に入ってよく見ると部屋の床一面に、『助けて リュウオウ様』って書かれてた。
多分落ちていたこのマジックで。
「オメー何やってんだよ!」
カツンッ
あーしはジュリアにマジックを投げたけど、ジュリアはノーリアクション。
「あのね 無いの 口の中にね 足りないの」
ジュリアは自分の口の中をぐちゅぐちゅとさせ、あーしに見せてきた。
大丈夫かよ、おい。
見事にイカレてるぞこいつ。