0018 北 ミナミ (11/67)
「そして これが 直ったSCMです」
そう言って、ツバキは更に紙袋も渡してきた。
「思ったより早いじゃん」
随分あっさり直ったな。
ツバキから受け取った紙袋を覗くと、奥の方には形になったSCM。
作った張本人のツバキからしたら、2つに割れたSCMくらい、楽勝に直せるか。
「ん?」
袋には、もう1つ、お菓子のカンカンが入っていた。
「何だよコレ」
「ああ それは以前 暇潰しで作った勝負内容を決めるクジです」
クジ?
「何それ」
紙袋を振ると、缶の中で細かい何かが沢山あるのが分かる。
ツバキは両手の指をクルクル回した。その行動に意味は無いだろうけど、何かイラつく。
「ホラ 勝負を決めるのも何かと面倒でしょ?だからクジで決めれば公平じゃないですか?」
申請者は勝負内容を決められないって、アレか。
「つうか お前がそういう風に設定したんじゃねーの?」
「いやあ そうでしたー アハハ」
んだよコイツ。訳分かんないし。