0017 江戸川 リュウオウ (37/58)
こうして、ゼロとゲッコウの勝負が始まった。
場所を移し、勝負は高校近くの公園で行う事になる。
公園にはいい感じで、都合良く誰もいなかった。
ベンチに僕とナスカが座り、シーソーの手前に立ったゲッコウとゼロが向かい合う。
「申請はお前から なら勝負内容はおれが決めていいんだよな?」
「拒否はできるぞ」
確かに、勝負の申請はゲッコウからで拒否もできる。
ゼロはポケットからSCMを取り出した。
「じゃあ こんなのどうだ?」
ゼロは高校の校舎の方を見る。
釣られて、その場にいる全員が高校の方を見た。
「女子高生のパンティーをより多く剥ぎ取ったら勝利」
「なはっ!?」
「却下」
ゲッコウの声の直後に、僕が否定した。
何考えてんだこのバカ。
「何だよ 面白そーなのに」
ゼロはブツブツと言いながら、後ろ髪をかく。
前に感じた、あの虚無感が全然無い。
健康的過ぎる、単なるエロい普通の18歳の男になってる。