0017 江戸川 リュウオウ (35/58)
「ヒャハッ!誰も逃がさんぞ リュウオウ 勝負は貴様とやるのだ!」
ゲッコウは僕と勝負をして、僕の奴隷を丸ごとかっさらいたいんだろ。
「無理」
「そうだよ ならマリアとかいうお前の主人連れてこいよ!」
ヤジを飛ばす勢いでタイジュもそう言った。
「ぐぬう!」
そんな中で、ゼロはツカツカとゲッコウに近付く。
「おい ゲッコウ おれだけじゃ不服か?」
バチンッ
そしてゲッコウの頬をはたいた。
「ヒッ!貴様!何を 」
ゲッコウもすぐにゼロを叩こうとしたけど、それより先にゼロはゲッコウの胸ぐらの襟(えり)を掴む。
「舐めんじゃねえぞクソガキ」
「ぬ お」
ゲッコウも胸を張って対抗してるつもりだろうけど、虚勢(きょせい)にしか見えない。
迫力は圧倒的でゼロが勝ってる。
この2人、歳は同じぐらいのはずなのに。
ゼロの方が圧倒的じゃん。