23/奴隷区-僕と23人の奴隷-
0016 葛飾 アンジュ 蝶 編 (73/79)
「あっ」
「はっ?」
舌に鉄臭い液体の味。
「ぺっ」
カラン
破片を吐き出すと、ポタポタとフローリングに赤い液体が零(こぼ)れる。
2つに割れたSCM。
ジュリアの唇から血が垂れる。
「こいつ」
「自分のSCMを噛み砕きやがった」
これで、ジュリアはずっとリュウオウ様の奴隷のまま。
「自分が何をしたのか分かってるのか!」
聞いた事の無い怒鳴り声。初めて世田谷ツバキの落ち着きが消えた。
なんか、ざまあみろ。
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