6日目 (7/13)
兄「…偉そうに…
偉そうに言うな!!お前なんか!
ロボットのクセに!
人間に偉そうな態度とるんじゃねえ!!」
昴「…え?何言って、」
蓮見「なんでお前それを…!」
昴「…洸太?待ってよ、何の話?」
蓮見「昴、あのな、違うから!」
兄「は?何が違うんだよ。
お前は知っていただろ蓮見、こいつがロボットだって」
蓮見「……」
昴「ロボット…僕が?ロボット?」
何バカなこと言ってるの?
嘘はやめて、
笑えないよ…そんな冗談
不安そうに問いかける昴さんに、蓮見くんは何も言えない様子。その口は固く閉ざされていた。
兄、
貴方はどうして
そんなにも人を腹立たせるんでしょうか?
昴「……違うって否定してよ、」
兄「否定出来ないから、こうして黙っているんだろーが!ぶわあああか!!」
『…黙れ…』
兄「ん?どうしたひかり。
もうこいつらに用はないし、家に帰ろうな!!ひかり!」
グイッと掴まれた右腕をパシッと叩き、かわす。
『聞こえなかった?
黙れ喋るな触んなよ穢れるだろーがキチガイ野郎って言ったんだけど』
ああ、
蓮見くんみたいになっちゃったよ、この言い方。