4日目 (25/27)
『えと、』
だって、やっぱり私は信じられないから。
『私と昴さんは、ほんの数日間でしたけど一緒に過ごしていました
たくさんお話もしたし、今日だって一緒に出かけたんです!クレープを食べたり…ペットショップに行って犬と戯れたり。
昴さん、笑っていました!!』
それだけじゃない。私、昴さんに
『昴さんに、私は助けて貰いました。
助けを求めたときも、そうじゃないときも。
ちゃんと昴さんの意思で助けて貰いました!』
それでもやっぱりロボットなのか本当にロボットなの?ロボットに見えなかったよ。私達と同じ人間…
蓮見パパ「へえー!そう!
名前まで付けてくれたんだね。君が名付けてくれたの?」
『…名付けたと言うか』
蓮見パパ「こいつも幸せだねえ。今まで名前も何も無かったし!」
名前…無かったんだ。
何だと思う?なんて聞いてきたときはなんとも思わなかったけど、そうゆうことかと今更になって納得。
蓮見「てゆうか…昴、さっきから動かないんだけど」
蓮見パパ「ああ、そうだそうだ!
こいつが停止したから、緊急コールが鳴ってかけつけてきたんだった!忘れてたアハ☆」
随分軽いな~…
大丈夫なんだろうか(^ω^ )心配
昴さんをチラリと見る。停止していると言うよりは眠っているようにしか見えない。美しいな、寝顔。