4日目 (20/27)
お腹いっぱいに食べ終えた私達。
はあ~幸せだ!お腹いっぱい!!
昴「…そうだ。
洸太、部屋がすっごく汚かったんだけど少しは片付けてくれる?」
蓮見「なっ、見んなよ///
プライバシーの侵害だからな!」
昴「恥じらうくらいなら片付けなよね」
蓮見「…~~っ分かったよ!片付けてくりゃいいんだろ!
おいブス!手伝え!」
『命令形!?
しかもまたブスって!』
蓮見「いいから来いほら」
グイグイと腕を引っ張り、二階へ上がる階段へ連れて行こうとする蓮見くん。
その光景を見ていた昴さんがツカツカとこっちに来て
パシッ
と、蓮見くんが引っ張る右腕とは逆の左腕を掴む。
蓮見「?何だよ」
『昴さん?』
昴「触らないで」
蓮見「さ、触らないでって、お前」
昴「片付けなら洸太1人でも出来るでしょ?星に手伝わせる事ない」
蓮見「いいんだよ、ブスはどうせやる事なくて暇なんだから。な?」
『えっ、ま、まあ…』
っつーことで、蓮見くんはそう言って私と二階へ行こうとする。
それでも昴さんはギュッと私の腕を掴んだまま一向に動こうとしない。硬直状態だ。
『昴さん!
あの、私ほんとーに暇なので正直めんどくさいですけど蓮見くんの部屋の片付けしに行きますから!』
蓮見「なんだとコラ」
『だから手を離して…』
昴「嫌。ここに居てよ」
『えええそう言われましても…』
昴「星が他の男の人と二人きりになるの、嫌なんだ」
蓮見「!」
『昴さんんんッ!?』
な、ななな
サラリと真顔で何言ってるんだ昴さん///