4日目 (18/27)
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その後、
私と昴さんは入院している蓮見くんのお見舞いに行くことに。
「蓮見洸太…さん。
っと、306号室ですね!!」
受け付けの人に案内され私と昴さんは306号室へと向かう。
蓮見くんは、
もう退院しても大丈夫なくらい元気みたいで、今日はそのまま一緒に帰ることになった。
蓮見「まじ?ようやく帰れるのか俺」
その事を伝えると、蓮見くんはとても嬉しそうな顔をした。やった!とガッツポーズまで。
蓮見「…てか昴。そいつ、誰?」
蓮見くんはちらり、と私を横目で見て言う。
昴「え?洸太分からない?」
蓮見「いや知らねーよ!そんな可愛い子だったら忘れないから!」
昴「…ふうん?
良かったね。可愛い子だってさ、星」
『ちょ、
からかわないでくださいよ!』
蓮見「は?待っ、お前ブス!?」
口をワナワナとさせ
ありえねーだろ!詐欺だ!と騒ぐ蓮見くん。
そこまで言うかおい相変わらず失礼な人だなもう(^ω^)
蓮見「うっわ、まじかよ。
可愛いとか言っちゃったじゃん俺~」
『ありがとね蓮見くん(ニヤニヤ)』
蓮見「きっしょ!!
ニヤニヤしてんじゃねーぞ調子乗んなよブスゴリラ!ゴリラの檻にぶち込むぞ!!」
『またゴリラなの!?』
蓮見「ウホウホ言うな!」
『言ってないからああああ!!』
ああ、このやり取り。
もう何度目なんだろう(涙目)
昴「ふふっ、仲良しだね」
「「仲良くないから!!」」