4日目 (18/27)


***


その後、

私と昴さんは入院している蓮見くんのお見舞いに行くことに。







「蓮見洸太…さん。

っと、306号室ですね!!」





受け付けの人に案内され私と昴さんは306号室へと向かう。


蓮見くんは、
もう退院しても大丈夫なくらい元気みたいで、今日はそのまま一緒に帰ることになった。








蓮見「まじ?ようやく帰れるのか俺」





その事を伝えると、蓮見くんはとても嬉しそうな顔をした。やった!とガッツポーズまで。








蓮見「…てか昴。そいつ、誰?」






蓮見くんはちらり、と私を横目で見て言う。








昴「え?洸太分からない?」


蓮見「いや知らねーよ!そんな可愛い子だったら忘れないから!」


昴「…ふうん?

良かったね。可愛い子だってさ、星」


『ちょ、
からかわないでくださいよ!』


蓮見「は?待っ、お前ブス!?






口をワナワナとさせ

ありえねーだろ!詐欺だ!と騒ぐ蓮見くん。
そこまで言うかおい相変わらず失礼な人だなもう(^ω^)








蓮見「うっわ、まじかよ。

可愛いとか言っちゃったじゃん俺~」


『ありがとね蓮見くん(ニヤニヤ)』


蓮見「きっしょ!!

ニヤニヤしてんじゃねーぞ調子乗んなよブスゴリラ!ゴリラの檻にぶち込むぞ!!」


またゴリラなの!?


蓮見「ウホウホ言うな!


言ってないからああああ!!






ああ、このやり取り。

もう何度目なんだろう(涙目)








昴「ふふっ、仲良しだね」


「「仲良くないから!!」」