4日目 (9/27)
それでもやっぱり動こうとしない昴さん。
え、ほんとどうした!?
大丈夫なの!?
『あの…
どこか具合でも悪いんですか?』
昴「異常なし。の筈だけど」
『なら良いんですけどね!
その、さっきから全然動こうとしないものですから…どうしたのかなあって』
あははっと笑う。
もちろん私だけが(^ω^)☆
昴さんは至って普通。むしろ真顔だ。
昴「どこに行ったらいいのか分からなくて。今調べているんだけど…イマイチ」
調べている?
え、でも携帯も使っていないし私にはただボーッと突っ立っているようにしか見えないんだけど。
あ!でも昴さん的にはこれが調べている姿なのかな!
昴「僕、
あのカフェと、その付近の街(飲み屋街)しか行ったことないから
全然分からないんだ」
『へ?』
昴「初めてだよ。こんな大きな街に来たのは」
『えっ、え!?
本気で言ってるの昴さん!!』
昴「本気…だよ」
いやいやいやいや都会っ子にしか見えないんですけど!
知り尽くしてますって感じのオーラ半端ないですけど!?
初めて…う、嘘。てゆうかあの付近から出かけた事が無いっていうのが不思議過ぎる。どこまでもミステリアスボーイですか昴さんんん!!
昴「そうだ。
星、僕のこと案内してよ」
『私が!?』
昴「うん、よろしく」
七瀬 星
経った今、
ものすっっごく重大任務を任されました☆