4日目 (8/27)
お店から出ても、昴さんは一向に動こうとしない。
どうしたんだろう…あっ。
まさか私の変わりぶりに気持ちが悪くなったとか?
似合わな過ぎて言葉を失うレベルだからこうやって立ち止まっているの!?昴さああああん!!
『すみませんすみませんすみませんお見苦しいものを…!!』
昴「えっ?な、何のこと?」
『昴さんは私のこの姿が気持ち悪くて…それでさっきから動かないんですよね!?一時停止状態なんですよね!』
ごめんなさいごめんなさい、と何度も頭を下げると昴さんは混乱した様子を見せた。
昴「気持ち悪いよ、何やってるの星」
ぐええええ
やっぱりィィ( ;ω; )
昴「はぁ…可愛いよ。
その服も、髪も、メイクもちゃんと似合ってる」
『えええでも気持ち悪いって!』
昴「超高速で頭下げる行動なんて気持ち悪いに決まってるでしょ」
あ…そうゆう事。うん、まあ確かに気持ち悪いかな自重しよう!
昴「あ、僕がなにも言わないから不安になっちゃった?」
『そそそんなまさか!』
昴「…図星だね」
意地悪な笑み。
あ~~分かってて言わなかったパターンですねこれ恥ずかしいいい
これじゃまるで”可愛い”って言われるの期待してたみたいじゃんか!!キモイ!自分キモイ!
昴「女の子の変化に気付いてあげる
そして褒める…か。
世の中の男は大変だね、女の子の扱いは大変そうだもの」
うんうん、と
一人納得の様子の昴さん。
更に
その手の本を読んでみようかな、と独り言まで。
うーん…やっぱり変わってるな~昴さんって。