3日目 (13/18)
『…はぁ~~ああああ』
つ、着いてしまったよ…
悪魔の住む屋敷(我が家)に。
うおお帰りたいいい
他に行く宛なんてないし、野宿とかも嫌だし…結局はこの家に帰ってくるのが私の運命なんだ。
ガチャッ
『ただいま~』
母「何しに来たの」
『何しにって、ただ帰って来ただけ「お兄ちゃんがアンタのせいで停学になったのよ!?何ノコノコ平気な顔して帰って来てんの!!」
『そ、そう言われても!
てゆうかお兄ちゃんが相手をカッターで切りつけたのが始まりで…』
母「そんな事ない!
デタラメ言うなんて…なんて子なの!?お兄ちゃんはアンタと違ってとっても繊細で真面目でいい子に育ってくれた
私の自慢の息子なのよ!!」
『はあ(^ω^)』
自慢の息子って(笑)
その自慢の息子は実の妹に手を出し、狂気的ヤンデレ系兄に目覚めて。
学校では1番の権力者で、みんなに私を無視しろだとか関わるなとか言って。私を孤立させ。
自分の思い通りにならない相手はどんな手段を使ってでも従わせる(もしくは傷付ける)
そんな奴を、
自慢の息子だなんて!よく言うよね全く☆
どこにお目目が付いているのかしら私のお母様は。